1年という時間の体感速度がまた更新されたような気がする今日この頃、あっという間に2010年がやって来ます。アーサー・C・クラーク原作の『2001年宇宙の旅』の続編、「2010年」という映画(原作は『2010年宇宙の旅』)もありましたね。どちらの作品も遠い未来のように感じていたタイトルですが、もう目の前にある現実なのだと思うと驚いてしまいます。
よく「子供の頃の1年は長く感じる」という話がありますが、実際に相対性理論でも、移動速度や重力の干渉によって観測される時間は同一ではないと言われています。どこかで聞いた俗説では、細胞分裂の活発な子供の頃は、その分経過する時間に対しての密度が濃いため時間を長く感じるのだとも。
長々とこんな話を続けたのは、大掃除などやり残した事への言い訳ではなく、本当はまだまだ研究によって、私たちが知っているつもりの時間について常識を覆す発見があるかも知れないと言いたかったのです(言い訳も大きいですけど)。
こんなお話があります。
ある武士が殿様からお城の屋根を修理するよう命じられたそうです。通常は多くの職人を使って足場を組んで・・・という行程を踏みますが、その武士は全く違う発想で臨みました。
始めに、農民に米俵をお城に持ってくれば通常よりも何割か高く米を買い取るとお触れを出しました。すると、農民は喜んで米俵を持って来ました。噂を聞きつけ米俵を持ってくる者が増えて来ると、米俵はお城の前に高く高く積まれました。そして、その上に乗るとお城の屋根の修理が簡単に出来たそうです。武士は修理が終わると、今度は通常よりも何割か安く米を売りました。農民はまた喜んで安くなったお米を持ち帰ったと言います。
何割か高く買い取った分と何割か安く売った分を差し引いても、足場を組むよりも遙かに安い値段で、さらに工期も職人の人件費も削減でき、殿様は大喜びだったそうです。
ここでは常識とされている足場を組む方法より、より安く、より早く修理を完成させたのは、武士の発想の転換であったことを学ぶことが出来ます。政権交代も空しく、景気の好転を待つ私たちも、このように柔軟な発想で結果を生むことが出来るかもしれません。
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冒頭で時間の話をしましたが、未だに実現が難しいとされるタイムマシーンについて、私は最近こんな事を感じました。
先日、とうとうあのビートルズのリマスター版を聴くことができました。これまでも聴いたことのある曲ばかりですが、「あれ、ジョンのカウントがこんなところに入っている!」など、嬉しい発見がたくさんありました。
迫力のある音で再現された演奏を聴いていると、まるで現代にビートルズが甦ったかのような印象に、音楽とその記録はひとつのタイムマシーンかもしれない、と思ったのでした。
本物のタイムマシーンも、いつかまるで違う発想から生まれることが・・・あったら楽しいですよね?
皆さんも、柔軟な発想の配信をmlplで!
<開発室:クマ>