2012年に完成する東京スカイツリーが完成前から注目を集めています。
完成後に東京スカイツリーを目当てに訪れる方をターゲットにした商業的な施設が活気づくのかと思いきや、なんと日々形が変化していく建設中の方が楽しみが大きいと、既に集客の試みを始めて成功させているそうです。
なるほど、考え方を変えれば完成までの課程は一度きりのイベントと捉えることもできます。変わりゆく景色の中で、人々の生活をノスタルジックに描いた映画『ALWAYS 三丁目の夕日』でも、昭和33(1958)年に建設中だった東京タワーが象徴的に扱われていましたね。
当時の風景はCGで再現されていましたが、いつか東京スカイツリーが建設中の現代をCGで再現して懐かしむような時代が来るのでしょうか。
2010年6月10日、科学技術政策研究所は、今後30年を見越した科学技術開発テーマの実現予測時期をまとめた調査結果を発表しました。その中では、1回の充電でガソリン車と同等の500キロメートルの連続走行が可能な電気自動車を実現する電池技術は2025年に普及、2027年には警官ロボット(「ロボコップ」か?)、京都大学の山中伸弥教授が開発した新型万能細胞(iPS細胞)で損傷した臓器などを再生する医療技術は2032年に普及する等々と予想されています。
まだまだ私たちの生活環境は発展を目指す勢いをゆるめようとはしないようです。
しかし、最近話題のiPadiPhone4が注目される分野は、かつて日本企業の独壇場であったという声を聴くことがあります。高い技術力を持っているのに新幹線の海外輸出コンペで負けてしまった事例も記憶に新しいニュースですね。
外国に追い越されてしまった勢いを取り戻すには、東京スカイツリーの事例のように、発想を変えてビジネスに臨むことが大切だと感じます。
秋元康氏の率いるアイドルグループ「AKB48」の人気投票選挙なるものがニュースになっています。メンバーの名前も知らない私でさえ、その存在を知ることになるメディア操縦術は、氏の発想によるマジックでしょう。

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そう言えば、東京タワーにはザ・ビートルズのメンバーが勢揃いしています。デーモン小暮閣下が出てきそうな蝋人形ではありますが・・・。30年先もビートルズは普遍的スターであると思います!

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<開発室:クマ>
TBSラジオで放送されている小島慶子さんの『キラキラ』をPodcastで聴いています。その中で、NHK大河ドラマ『龍馬伝』出演やミュージシャン・電気グルーヴとしての活動もめざましいピエール瀧さんの「お悩み相談」コーナーがあります。ここには瀧さんのキャラを鑑みてか一風変わった相談ばかり寄せられるのですが、先日は次のようなものがありました。「ノンアルコールのビールテイスト飲料というものが増えてきました。これを職場でジュース代わりに飲んでいいものでしょうか」。応えて問題ないのでは?としながらも、ジョッキに注いで飲んでもお酒じゃないですからと悪ノリしそうな瀧さんに対し、小島さんは「でも職場での姿勢は、メッセージを含んでいたり気持ちの発露だったりしますからね」と促しました。私もまさにそう感じます。
会社であれば社員それぞれが少しずつでも影響を与え合っていることを意識して、どこかで仲間に手本を示せるよう心がける姿勢を貫きたいと思います。厳しい時代だからこそ、ごまかしではなく各々の心に皆で同じオールを漕ぐ舟を進めている自覚が必要ですね。
今月28日には、いよいよアップル社より新しい多機能情報端末「iPad(アイパッド)」が日本でも発売されます。20日には講談社が国内大手出版社としては初めてiPad向けの電子書籍で新刊を配信すると発表しました。各出版社の対応も加速しており、雑誌分野では、電通などが携帯端末向けに運営してきた電子雑誌配信サービス「MAGASTORE(マガストア)」が28日から、iPad対応の「SPA!」「週刊ダイヤモンド」など55誌の販売を開始するそうです。ビジネスパーソンとしては、この変化の波をチャンスに転化できるよう、さらに舟を漕ぐオールに会社全員の力を合わせて前進して行きたいものです。

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さて、ザ・ビートルズでは「サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド (SGT. PEPPER'S LONELY HEARTS CLUB BAND)」に『ゲッティング・ベター(Getting Better)』という曲があります。「いつだってだんだんよくなってくるよ」と歌うポール・マッカートニーの曲ですが、経済、基地問題、口蹄疫と出口の見えない日本の状況にもそうあって欲しいと思います。ジョン・レノンもこの曲の中でこう言ってくれています。「これ以上悪くなるはずがないさ」。
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2008年にアメリカのサブプライムローンが破綻して以来、日本の景気はなかなか上昇しません。やっと何か兆しが見えたかのように思えたのもつかの間、ギリシャの経済破綻は国際的に影響を及ぼしています。この先日本経済が何番目の底かを数えないためにはどうすればいいのでしょう。
長野県諏訪中央病院名誉院長である鎌田 實さんは著書『よくばらない』(PHP研究所)で「どん底」についてこう書かれています。
<長い人生を歩いていく途中で、大きな困難に遭遇することがあります。落ち込んでいる時は、今がどん底、これから這い上がっていくだけと自分に言い聞かせます。次に上へ向かう波が来た時、その波に乗ればいい。少しずつ少しずつ、小さな波に乗りながら、少しずつ少しずつ、上に上がっていけばいい。どん底にいるときは、いい波が来るのをじっと待つ。どん底にいる間に波に乗る気力と体力を育てます。どん底って実に楽しいポジションです。あとは上がるだけなのですから。>
このようなポジティブな発想転換が商品を大ヒットさせた例があります。皆さんよくご存じのカルピスは今から90年前に誕生して以来、定番の味を守り続けて現在に至っていますが、1980年代には海外から色々な飲料が輸入され、自動販売機で手軽に楽しめるようになった頃、自分で希釈する手間を要するカルピスは苦戦していました。そこで誕生したのがちょうど良い味に薄められた「カルピスウォーター」です。
もともとある商品のひと手間を省いただけで大ヒット商品になったわけですが、折しも1990年にカルピス株式会社味の素株式会社に第三者割当増資を受け、1991年にカルピスウォーターを発売しています。現在は味の素の完全子会社であるカルピスにとってこのいい波が来る一年の違いは大きな意味があったのではないでしょうか。
同様に、味噌を水に溶く手間を省いた「だし入り液味噌」という商品がマルコメ株式会社から発売されて大人気だそうです。そう言えば米とぎを省いた「無洗米」もありますね。ひと手間、と言ってもあんまり面倒がっていてもどうかと思いますが・・・。

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さて、ザ・ビートルズではことレコーディングに関しては「手間を省く」より、どんどん手を加えていくスタイルになりました。事実上のラスト・アルバム『Abbey Road』に収録されているジョン・レノンの作品「Because」では、ジョン、ポールジョージのボーカルをそれぞれ3回ずつ重ね録りした美しいコーラスを聴くことができます。また、初めてモーグ・シンセサイザーを導入したりと、丁寧に手を加えた料理に舌鼓を打つ楽しみを味わえます。

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<開発室:クマ>
1月にこのブログで噂として紹介したApple社の「iPad」が、いよいよこの4月末に日本で発売と言われていましたが、4月14日付けの発表により1ヶ月の発売延期となりました。それに伴い、ゴールデンウィーク商戦の目玉としていたヤマダ電機をはじめとする家電量販店やゲーム機能を見込んだカプコンバンダイナムコなどのソフト会社は販売計画を調整しなくてはならなくなりました。
電通や複数の出版社も、電子雑誌の配信を予定しているそうで、いよいよ映画で見た未来にまた一歩近づきそうです。
状況の変化について行くのは大変ですね。特にこの数年は変化が加速しているように感じます。
Twitter社の展開するサービス『Twitter』が話題です。政治家からタレント、ジャーナリストが多くのフォロワーと呼ばれる読者をつかみ交流していますが、ちょっと前に登場したSNSの『mixi』や『facebook』よりも気軽に、職業や年齢の垣根を越えてやりとりできることが魅力のひとつと言います。顔も知らない人と交流することに抵抗がなくなって来ている、と言うかその方が気楽なのでしょうか。
この春、高校生になったお嬢さんを持つ友人は「娘がゲームのチャットサイトで知り合った人に会いに行くと言っていて、いくら禁止しても心配でしょうがない」と話してくれました。携帯電話もなかった私の高校時代と比べ、想像もできない変化の波が押し寄せているようです。
当時、私の友人に心は優しいけれど、悪ぶっている見た目が災いしてしょっちゅうケンカを売られては勝ったり負けたり、アザだらけの男がいました。一部の教師には理解されていましたが、彼の仲間にはいわゆる暴走族もいたようでした。
ある時、彼からこんな言葉を聞きました。
「ケンカで引き下がれなくなることもあったし、暴走族に入ってしまおうかと思うこともあった。でも、母ちゃんが泣くのを見たくないからやめた。もうたくさん泣かせてきたけど、そういう線は越えないでいようと思った。」
その母親はきっと彼の優しさや人格を信じていたのだと思います。そして、彼も充分その気持ちを受け取っていたのでしょう。今ではそんな彼も穏やかな父親になっています。
前述のお嬢さんを持つ友人も、いくらかの冒険を許す覚悟で「君を信じてるよ」と娘に伝えることで前進できるのではないか、と思いますがどうでしょう。2歳の息子しかいない私には察しきれないことですが、この子が高校生になる頃はいったいどんな時代に変化しているだろうと、今から不安になるのは心配しすぎですね。

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さて、ザ・ビートルズもその活動を時代とともに変化させてきました。レコードもモノラルからステレオへ、機材もどんどん最新の物を使って実験を繰り返して新たなサウンドを生み出したのです。MTVなどで今や当たり前に作られ、見ることが出来る「プロモーション・ビデオ」や「ミュージック・クリップ」と呼ばれる、アーティストの演奏シーンやイメージ映像などを収めたビデオも、ビートルズが始めたものと言われています。やはりすごい功績を残していますね。
この記事のために、『Twitter』のHPを開いたところ、「浜崎あゆみ Newアルバム発売記念ライブトークTwitterと連動したUstream生中継!!」と告知が掲載されていました。はぁ、Ustreamですか...。ついて行けないかも...。

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<開発室:クマ>

4月最初の日曜、日課の犬の散歩で8歳のビーグルと満開の桜が美しい公園を歩いた後、家に帰り脱いだ上着からひらひらと桜の花びらが舞いました。
この春でこのmlplブログももう3年目に突入しました。ありがとうございます。
不況とはいえ、4月の電車にはフレッシュマンの姿があります。地下鉄の乗換駅では確かめるようにきょろきょろしている若者も。これからたくさんの経験をして、仕事に人生に、自信を持っていくのでしょうね。
仕事を教えてもらえる事は未経験者の特権です。「分からない」が許されるのですから。でも、3回同じ事は訊かないように心がけて欲しい物です。教える側も毎回仕事の手を止めて時間を割いてくれているという、感謝や尊重の気持ちを持って欲しいのです。
ある作家が自分の子供に「何故勉強するの?」と尋ねられ、こう答えたそうです。
「勉強とは高い視点を持てるようになることだ」と。子供自身が道路に立って周囲を見回しても、多くの家や壁に阻まれて遠くも見えませんが、羽が生えて空へ上れば立っていた位置から見えなかったものが見えてきます。更に上昇していくと町並みが見えてきて、市や県境、国の形までも認識できるようになります。 
勉強することで自分を囲む状況も、同様に活動している外部の様子も理解できるようになると教えたそうです。なるほど、上手い伝え方ですね!
目の前の仕事の意味を知り、それがどう繋がって何を得られるか、知っていると知らないとでは1年後でさえ結果が変わってくるでしょう。
エッセイストで神戸女学院大学教授である内田樹氏の著書に『下流志向〈学ばない子どもたち 働かない若者たち〉』(講談社刊)という本があります。粗く内容を紹介すると、かつて子供や若者は社会に「労働主体」として参加し、労働によって貢献するというモチベーションを持っていたが、現代ではまず「消費主体」として社会に参加することに問題があるとのこと。子供や若者にとって労働は等価交換の対象であり、少しでも楽をして多くのお金を得られる方法を考える。その結果、勉強や仕事を拒む者が増えると言うのです。
学生時代、建設現場でアルバイトをしたときは怖い現場監督に「働く」とは「端を楽にする」ということだ、と教わりました。全員で作り上げる建物のために、今自分が何をすればいいかを考えろ、とも。
フレッシュマンの横顔を見てこんな事を思い出してしまいましたが、いつでも初心を忘れず新年度も活気づけて行きたいですね。

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さて、ザ・ビートルズの最初のアルバム、最初の1曲はポール・マッカートニーが書いた『アイ・ソー・ハー・スタンディングゼア(I Saw Her Standing There)』で始まります。ワン、ツー、スリー、フォー!とポールの軽快なカウントで始まり、世界で最も知られるバンドのひとつとなるそのスタートを華麗に飾っています。ビートルズの音楽は多くの人々に喜びを伝えました。私たちも、一つ一つの仕事が誰かの役に立ち、喜ばれることを願って日々努めて参りたいですね。

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<開発室:クマ>
小学校高学年の頃、担任の女性教師が入院のため長く休職していましたが、ある秋の日に亡くなったと聞かされました。一年前に転校して来たばかりで心細かった私に優しく接してくれた方でした。
2学期の途中から急遽私たちのクラスの担任になったのは、新人の女性教師でした。今思えばその教師も精一杯の毎日だったのでしょうけれど、幼かった私たちはまだ前任の教師の死を受け入れることが出来ていませんでした。思い通りにならない私たち生徒に業を煮やした新人教師は、当たり散らすように亡くなった教師が作って残した教室の掃除当番表を破いて捨てました。皆の前だったのに。
いくつか他の要素も積み重なり、私は授業をボイコットするようになりました。理路整然と新人教師にしてはいけないことをしたのでは?と言えればよかったのですが、駄々をこねる子供同然に困らせるようなことばかりをしていました。
小太りの男性教師から職員室に呼ばれ、私は雷のように怒られると思っていました。しかし、その男性教師はこう言ったのです。「どうしたんだ?」。
男性教師は私の気持ちも察していたのでしょうけれど、まずは私への信頼を提示してくれました。「おまえが教室を抜け出したり、授業の邪魔をするなんて、どんな想いがあるのか話してみろ」というその問いかけに、私は救われました。結局、破かれた掃除当番表や他の話も一切しませんでしたが、男性教師との「もうやらない」という約束は守りました。信頼に応えようと思ったのです。
アメリカから見たトヨタ自動車は、今や信頼が揺らいでいます。2月24日に米ワシントンで米議会下院の監視・政府改革委員会により開かれる公聴会へ豊田章男社長の出席が確定する以前、豊田社長が「現地法人トップが対応する」と会見した17日時点では、英紙ファイナンシャル・タイムズは「アメリカでは怒りが沸き起こった」と一面で報じたほど批判的でした。安全のために誠心誠意尽くしてきたと、信頼を取り戻すには時間がかかるかも知れません。
「100年で築いた信頼も失うときは1秒だよ」とは高校時代の担任教師が教えてくれた言葉でしたが(若い頃は叱られることを繰り返してしまいます)、その場しのぎのごまかしでは未来の成功を手にすることはできませんので、非があるならそれを認めて、前進して欲しいですね。
トヨタに限らず、社会においては信頼が大切です。マニフェストを遵守できなければ政治も信頼を失いますし、お客様との約束を守らなければ企業は仕事を失くします。信頼を1秒で失うことになる前に、今一度衿を正さなくては、と思います。もう学生ではありませんから、「どうしたんだ?」とは言ってもらえませんよね。

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話を戻してしまいますが、冒頭の新人教師に私は口だけの謝罪しかしませんでした。最近で言えば冬季オリンピック日本代表選手の「反省してま〜す」のように。しかし、今となってはちゃんと事情を説明して、「授業を邪魔してしまいすみませんでした」と謝りたい気持ちです。きっと、お互い年を重ねて理解し合えると思うのです。
さて、年を重ねると言えば、ザ・ビートルズではポール・マッカートニーが書いた「ホエン・アイム・シックスティー・フォー(When I'm Sixty-Four)」という曲があります。ポールが10代の頃に書いた曲にミドル部分を書き足して、アルバム『サージェント・ペパーズ・ロンリー・ハーツ・クラブ・バンド』で復活させました。恋人に「64歳になっても僕を必要としてくれるかい?」と歌う内容ですが、2006年、ちょうどポールが64才になる直前に当時の再婚相手との離婚が発表され皮肉なエピソードとなってしまいました。
しかし、ポールの子供たちが集まってこの曲を録音し、誕生日プレゼントにしたそうで、ポールにとっては大切な一曲になったのではないでしょうか。

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<開発室:クマ>

 トヨタ自動車が2月9日午後に、4車種計22万台強のリコール(回収・無償修理)を国土交通省に届け出ました。トヨタと言えば発生した問題に対して「なぜ?」を5回繰り返し、原因の「真因」を追求する「業務改善」への取り組みが有名です。この5回という回数には特定の意味があるわけではなく、1つの問題に対して、1〜2回考えただけでそれが絶対的な答えだと決めつけずに、従業員一人ひとりが何度も何度も繰り返し自問自答しながら徹底的に考え抜く大切さと「自分で考える力」を身につける姿勢を象徴しているのです。これらの考え方が実績を伴い、トヨタを長年尊敬される企業たらしめていたと言えるでしょう。
 では、なぜそのトヨタがこのような状況に陥ってしまったのでしょう。景気悪化によるコスト削減策が影響を及ぼしたことも否めませんが、私はそれよりも従業員一人ひとりのモチベーションの緩みが大きな要因だったのではないかと考えます。「今まではこれで平気だった」とか、「これぐらいは見逃してもかまわない問題だ」という小さな緩みが大きな綻びを導いてしまうことは身の回りにも見ることができる悪しき習慣です。
 経営コンサルタントや作家の肩書きを持つ中島孝志さんの言葉に「仕事には今までと同じ問題もなければ、今までと同じ正解もない。正解は創造するもの。」とあるように、最新の情報をもとにした視点で問題に取り組み、高いモチベーションを発揮して周りの従業員への啓発を誘引できれば理想的ですね。
 JALの最高経営責任者(CEO)に就任された稲盛和夫さんの言うように、社員全員がこのように同じ方向を向けば強靱な会社組織が生まれるはずです。
 「パラダイムシフト」と言う言葉があります。スティーブン・R. コヴィー著『7つの習慣--成功には原則があった!』での解説では、パラダイムとは経験のレンズと表現されています。人は自分が経験してきたことをベースに物事を解釈するため、考え方が制限されてしまいます。そんな考えを外に広げ、新たな視点や考えを見いだすことが「パラダイムシフト」です。目からウロコの考え方に気づくこと、と言い換えることができるでしょうか。
 本文では、気づきと共に見えてくる7つの習慣がそれぞれ結びついて解説されますので、以下に概要を紹介します。

第1の習慣:主体性を発揮する
主体性を発揮し、自ら成長していく姿勢が取れる自立した考えを人格主義、反対に主観に縛られてしまう考えを個性主義と定義。
ず自立した自分を築くためには「主体性の発揮」が必要である。

第2の習慣:目的をもってはじめる
「人格主義」の考えを習得後、自分の価値観に基づいた行動を取るために価値観の明確化を行う。それをミッションステートメントと呼ぶ。これがあれば、自己リーダーシップを発揮し、自分をコントロールできるようになる。

第3の習慣:重要事項を優先する
自分の価値観を明確にした上で、プライベートでも仕事でも自分にとって何が重要かを整理し、それを実践する。ワークライフバランスの重要性を説く。

ここまでが「私的成功」を得るための習慣であるが、ここから「公的成功」のための習慣へ。「私的成功なくして公的成功はありえない」。

第4の習慣:WinWinを考える
自立した人格が集まると公的成功への道が開ける。自分も利益を得て、相手も利益を得る。これがWinWinの考え方である。自分の意見を押し通すやり方ではWin-Loseとなり相手に不利益を与える。一方、自分が妥協した場合にはLose-Winとなり相手に利益を与える結果となる。

第5の習慣:理解してから理解される
コミュニケーションのテクニックについて。そのレベルには防衛的→尊敬的→相乗効果的という3段階がある。感情移入して相手の話を聞く。すると相乗効果的なコミュニケーションが可能になり、それがWinWinを導く。

第6の習慣:相乗効果を発揮する
前章より、WinWinへの具体的な手法が相乗効果的なコミュニケーションであった。ここから生み出される結果は大きく飛躍できる可能性を秘めており、1+1=2ではなくその10倍も100倍も大きな成果を得ることが可能になる。

第7の習慣:刃を研ぐ
自分の成長のためには、継続的な努力が必要。これまでの1〜6の習慣をまとめて磨き続けるというものが第7の習慣。

新しいものの考え方、見方に触れ、パラダイムシフトを経験したなら積極的に取り入れて行きたいですね。

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 ディズニーランドを経営する株式会社オリエンタルランドでは、従業員が一定期間に3回遅刻すると解雇を言い渡されると聞きます。それでも、どうしても遅刻を避けられず、出演するショーに間に合わなかった従業員にその上司はこう言ったそうです。「君に会えなかったお客さんがかわいそうだ」と。
 欲しい結果を得ることを優先し、してはいけないことを叱るより、期待していると伝えることがモチベーションを高めることに有効であるとは私も思いますが、このエピソードはまさに経験値外の驚きを感じます。マニュアル以上の接客を提供すると定評のあるオリエンタルランドに学ぶことはまだまだ多そうです。
 さて、ザ・ビートルズではジョージ・ハリスンが遅刻し、レコーディングに間に合わなかったことがありました。後期の彼らに遅刻などの概念があったかは疑問ですが、4枚目のアルバム『ビートルズ・フォー・セール (Beatles For Sale)』の制作時にあっては、まだいけないことだったのでしょう。「4人がそろわず録音されたビートルズ史上最初の曲」とよく言われてしまうのは「エヴリー・リトル・シング (Every Little Thing)」という曲です。
ビートルズによる「目から鱗の驚き」は音楽の中にこそありますね。

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<開発室:クマ>
「クラウド・コンピューティング」をご存じですか。単に「クラウド」とだけ表記されることもありますが、これはインターネット接続の経路が不可視であり、雲のイメージで表されることが多いことから名付けられた、ネット上で享受できるサービスの名称のひとつです。
パーソナルコンピュータや携帯電話端末などでインターネットに接続できれば誰でも使えるサービスで、データをUSBメモリ等に保存して持ち歩かなくてもネットの接続先に保管しておけたり、必要なアプリケーションを持っていなくてもデータ処理を行ってくれたりします。
インターネットの高速化など技術の進歩に伴って広く知られるようになってきましたが、2010年4月にはNTTドコモから高機能スマートフォン、ソニー・エリクソン・モバイルコミュニケーションズ製「Xperia」が発売されるなど、こうしたサービスのさらなる拡大が予想できます。
「Xperia」はグーグルの携帯向けOS「Android(アンドロイド)」を搭載し、現在スマートフォンにおいては日本国内で一人勝ち状態のアップルiPhone」に対抗する製品と言うことですが、同時期に"アップル・タブレット"がいよいよリリースされるという噂もあります。
動画サイト「YouTube」やソーシャル・ネットワーキング・サービス(SNS)の「mixi」「Facebook」、ミニブログ「Twitter(ツイッター)」などに対応するユーザーが持ち運びやすいアイテムが増えることで、ネットを利用した集客・販売促進策が更に重要な時代になったと考えるべきでしょう。

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ネットで世界が身近に感じられることが多くなりました。ハイチでの地震災害への募金もネット経由で行えます。また、一枚の写真が新聞記事よりも饒舌に現実を伝えてくれることも少なくありません。
先日は、北極でシロクマが共食いをする衝撃的な写真を目にしました。地球温暖化の影響で猟場となる氷が溶けてしまった結果との解説に、胸が痛みます。技術の進歩が経済競争だけでなく、災害救援や環境保護に、さらに大きく貢献することを期待します。
もちろん、その根幹には人が忘れてはいけない周囲への道徳や愛情が必要ですね。こうしてネットで世界がつながっているなら皆が同じ気持ちを持つことが出来るかも知れません。ザ・ビートルズも今ならTwitterでこう呟くかもしれません。「オール・トゥゲザー・ナウ All Together Now」(アルバム『イエロー・サブマリン Yellow Submarine』に収録)と。

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<開発室:クマ>

日本航空(JAL)再建のために、京セラ稲盛和夫名誉会長(77)が最高経営責任者(CEO)に就任されました。
私も氏の著書を読み、デール・カーネギー氏の著書と並ぶほど勇気や自省の機会をもらった経験があるので、JALの今後に俄然関心が高まりました。
かつてメディアの取材で「経営において逆境でも踏みとどまるために、必要なことは」と問われて、「社員全員が経営者と同じ方向を向いているかどうかで決まる」と答えた稲盛氏ですが、この言葉はJALだけでなく現代の日本企業の多くが改めて考えるべき言葉ではないでしょうか。
JALや旧国鉄の経営難に陥った課程が、近年の外国におけるかつての花形商品であった日本製薄型テレビの凋落に重なって見えます。ソニーパナソニックシャープが「日本製品」という冠で商売をしていた頃、韓国サムスンの前会長イ・ゴンヒ氏は、アメリカでの事業拡大を実現させるためにアメリカ人が真に欲しい薄型テレビとはどんなものなのかを熱心にリサーチしていたそうです。
おそらくこうした熱意がサムスンという会社、グループ社員の心に火を付け、今や日本製品のシェアを奪う企業へ成長させていったのではないでしょうか。枝葉は違えど自動車や半導体の業界においても同様に追う立場になってしまった日本企業について、早期の復活を期待したいものです。
そして、日本という国を活性化させる政治については、国民と同じ目線で、同じ方向を政治家の皆さんに見て欲しいですね。

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さて、ザ・ビートルズでは、2006年にシルク・ドゥ・ソレイユによるラスベガスでのミュージカル"ラヴ"のためのサウンドトラックとして企画・制作された編集盤『LOVE』が発売されました。曲の構成もばらしてしまい、ショーのバックグラウンド用に再構築されたものということで敬遠していたのですが、先日のリマスター版ウェーブに乗って初めて聴きました。確かにいじってほしくなかったという思いもゼロではないのですが、驚きの高音質に新たに魅力を発見した曲もあり、貴重な位置付けの一枚となりました。
それにしてもジョージ・ハリスン得意のインド音楽「ウィズイン・ユー・ウィズアウト・ユー Within You Without You」のボーカルのバックに、ジョン・レノンのサイケデリック音楽の先駆けとなった「トゥモロー・ネバー・ノウズ Tomorrow Never Knows」のカラオケを持って来たりと、意表を突くサー・ジョージ・マーティンとその息子のジャイルズ・マーティンのアイデアと編集には、相当緻密な作業が求められたことでしょう。そして、シルク・ドゥ・ソレイユのショーは別の次元で感動的な完成度を誇っています。これも、すべて制作に関わる人々が同じ方向を向いているからこそ形にできたと言えるでしょう。

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1年という時間の体感速度がまた更新されたような気がする今日この頃、あっという間に2010年がやって来ます。アーサー・C・クラーク原作の『2001年宇宙の旅』の続編、「2010年」という映画(原作は『2010年宇宙の旅』)もありましたね。どちらの作品も遠い未来のように感じていたタイトルですが、もう目の前にある現実なのだと思うと驚いてしまいます。
よく「子供の頃の1年は長く感じる」という話がありますが、実際に相対性理論でも、移動速度や重力の干渉によって観測される時間は同一ではないと言われています。どこかで聞いた俗説では、細胞分裂の活発な子供の頃は、その分経過する時間に対しての密度が濃いため時間を長く感じるのだとも。
長々とこんな話を続けたのは、大掃除などやり残した事への言い訳ではなく、本当はまだまだ研究によって、私たちが知っているつもりの時間について常識を覆す発見があるかも知れないと言いたかったのです(言い訳も大きいですけど)。
こんなお話があります。
ある武士が殿様からお城の屋根を修理するよう命じられたそうです。通常は多くの職人を使って足場を組んで・・・という行程を踏みますが、その武士は全く違う発想で臨みました。
始めに、農民に米俵をお城に持ってくれば通常よりも何割か高く米を買い取るとお触れを出しました。すると、農民は喜んで米俵を持って来ました。噂を聞きつけ米俵を持ってくる者が増えて来ると、米俵はお城の前に高く高く積まれました。そして、その上に乗るとお城の屋根の修理が簡単に出来たそうです。武士は修理が終わると、今度は通常よりも何割か安く米を売りました。農民はまた喜んで安くなったお米を持ち帰ったと言います。
何割か高く買い取った分と何割か安く売った分を差し引いても、足場を組むよりも遙かに安い値段で、さらに工期も職人の人件費も削減でき、殿様は大喜びだったそうです。
ここでは常識とされている足場を組む方法より、より安く、より早く修理を完成させたのは、武士の発想の転換であったことを学ぶことが出来ます。政権交代も空しく、景気の好転を待つ私たちも、このように柔軟な発想で結果を生むことが出来るかもしれません。

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冒頭で時間の話をしましたが、未だに実現が難しいとされるタイムマシーンについて、私は最近こんな事を感じました。
先日、とうとうあのビートルズのリマスター版を聴くことができました。これまでも聴いたことのある曲ばかりですが、「あれ、ジョンのカウントがこんなところに入っている!」など、嬉しい発見がたくさんありました。
迫力のある音で再現された演奏を聴いていると、まるで現代にビートルズが甦ったかのような印象に、音楽とその記録はひとつのタイムマシーンかもしれない、と思ったのでした。
本物のタイムマシーンも、いつかまるで違う発想から生まれることが・・・あったら楽しいですよね?

皆さんも、柔軟な発想の配信をmlplで!

<開発室:クマ>